関 西 電 力
立山黒部アルペンルート、トロリーバスです。撮影にあたって、扇沢駅に特別許可を頂きました。


112 大阪車輌 64年式 扇沢
開業時より活躍している車輌です。一見、呉羽スタイルですが大阪車輌工業製の
車体です。シャーシは三菱重工、電装は東芝です。モーター形式はSE575 120
kwです。登場時は前扉ですが、更新時に外吊の中扉が増設されています。

116 大阪車輌 64年式 扇沢
電気で走るトロリーバスだけに、車内灯も蛍光灯が2列に並んで明るくなっています。
更新でバックミラーが熱線入りに、前扉のガラスが1枚に変更されています。
電動発電機やCPの音がして、さながら電車の様なサウンドです。


117 大阪車輌 66年式 扇沢
開業2年目に増備された車輌で、前扉車です。オール2人掛けシートで定員は72名、
ハイシーズンには威力を発揮します。撮影時期は10月ですが、既に扇沢には積雪が
ありました。なお、この撮影は扇沢駅の特別許可を得て撮影しています。


120 大阪車輌 66年式 扇沢
ライトべゼルが呉羽タイプから西工風に変わっています。更新を受けましたが前扉の
ままになっています。赤い方向幕は編成最後尾を示しています。後バンパー上の赤
ランプは尾灯、黄ランプは制動灯です。大阪型の後面スタイルが懐かしい車輌です。


211 大阪車輌 67年式 扇沢
当初は中扉で登場したロングシート車です。バックミラーと前扉は更新されています。
同型車は5台あり、前扉部は乗務員扉でしたが、後に乗降の出来る前扉に改造されて
います。後輪横のルーバー部に抵抗器があります。

212 大阪車輌 67年式 扇沢
路線の殆どがトンネル区間で、湿度も高い為、フロントガラスは熱線入りになっています。
往路と復路で内容の違う案内テープを流しています。扇沢駅、黒四ダム駅ともに改札が
あり、法規上は電車の仲間である事がわかります。バスでは味わえない加減速がトロリー
バスの魅力です。

215 大阪車輌 67年式 扇沢
開業以来呉羽スタイルの車輌が活躍してきましたが、90年代に入りVVVFインバータの
300形の投入が始まり、在来車は順次置き換えられて行きました。

10月の扇沢駅、既に積雪があり、そろそろ運行を終えて冬季運休に入ろうかと言う
頃です。ご覧の様にトロリーバスは編成を組んで運行されます。
開業以来から活躍している上記の在来型は、VVVFインバータ制御の300型増備により
全車引退しています。
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